セミナー(1/7):「クラウドソーシング・コンピュータビジョン・ストリートビューを用いた歩道のアクセシビリティデータの収集手法」 原 航太郎 氏(University of Maryland, College Park)

クラウドソーシングに関する下記のセミナーを開催いたします。

講演題目: クラウドソーシング・コンピュータビジョン・ストリートビューを用いた歩道のアクセシビリティデータの収集手法
講演者: 原 航太郎 氏(University of Maryland, College Park)
日時・場所: 2016/1/7(木) 16:00-17:30 於 京都大学 吉田キャンパス 総合研究8号館 講義室1
概要: 歩道と車道の間のスロープ(縁石ランプ)の欠如など、整備の行き届いていない劣悪な歩道環境は歩行障害がある方の生活に支障をきたします。アメリカでは歩道などの公共の場が全ての人にとってアクセシブル(バリアフリー)であるよう法令(*)で義務付けられているにもかかわらず、多くの地域で問題が改善されないまま残されています。アクセシビリティはインフラの問題である一方、どの歩道がアクセシブルかといった情報の欠如、またその情報を集める効率的なメカニズムがないことも問題とされています。本セミナーではこの情報の欠如を解決する手法として、クラウドソーシング・コンピュータビジョン・ストリートビューを用いた情報を収集する手法を紹介させていただきます。

(*)Americans with Disability Act。日本ではバリアフリー法により、公共交通施設や建築物のバリアフリー化、または基準適合努力が義務付けられています。

発表資料:http://www.slideshare.net/kotarohara/using-crowdsourcing-automated-methods-and-google-street-view-to-collect-sidewalk-accessibility-data

過去のセミナー情報はこちら